リーガル・ハイの感想

2020年10月19日

堺雅人主演の古美門研介は引き受けた依頼は必ず成功させる敏腕弁護士です。
そして、新垣結衣演じるヒロインの黛真知子はまじめな新人弁護士です。
この二人の凸凹コンビがやり合う会話はとてもテンポがあり見物で、このドラマの見せ場でもあります。
特に二人の最初の電車での出会いでは、古美門が黛を早口で論破する姿はとても痛快でした。
さらに、古美門を支える里見浩太朗演ずる事務員の服部の存在は大変重要で、古美門を陰日向に支える力がとても素晴らしいです。古美門が窮地に立たされる度に助ける姿も痛快でした。
また、どこからともなく現れる「草の者」と呼ばれる田口淳之介演ずる加賀蘭丸の存在も痛快でした。 古美門のスパイとしてどこへも忍び込み、情報を得てくる力は素晴らしかったです。

 

私は「リーガル・ハイ」シリーズは全部観ていますが、どれもとても面白くて好きなドラマです。
主人公の男性はどんな裁判でも勝訴に持ち込むやり手弁護士ですが、そのやり方は決してキレイごとでは済まされません。

特に多額の賠償金を取れる裁判になると、がぜんとやる気が出てくるようで、そこが非常に彼らしいと思いました。

彼には有能な執事のような男性が居て、彼が身の回りの世話をしてくれています。
新人の若い女性の弁護士は正義の塊ような人物なので、主人公とは反りが合わないようです。
そのことが、後に対立することになりますが、最初のうちは文句を言いながらも、やり手弁護士の下で働いています。

また、ライバルの弁護士事務所との対立も面白いです。
もし、続編があるようであれば、また観たいと思っています。

 

堺雅人さん演じる主人公の長台詞は見ていてとても心地よく痛快でした。
深く、または辛い出来事をコメディタッチで表現しながら、涙を誘うシーンもあり、毎回放送が楽しみでした。
暗くなりがちな内容のときも、笑える仕上がりだったので、安心して見ていられました。
新垣結衣さんの役柄もとても魅力的で、このドラマで、新垣結衣さんのファンになりました。
ライバルである法律事務所の面々も癖のある人物を素晴らしい演技で表現していたと思います。
ただ、スパイ役の方の演技があまり上手ではなく、周りが素晴らしい俳優さんばかりでしたので、浮いて見えたのが残念でした。
第2期の岡田将生さんのラストシーンのオチは、とても笑いました。岡田さんだからこそ笑える感じになったと思います。

 

口は悪いし、性格も最低だが裁判には絶対に勝つ、堺雅人演じる古美門研介が、古美門法律事務所の弁護士である、新垣結衣演じる黛真知子と共にあらゆる事件に立ち向かっていきます。この物語は基本コメディー調に進められていきます。特に黛と古美門のやりとりはテンポが良くて思わず笑ってしまいます。そんななかにも考えさせられる話もあります。1期の9話10話の物語では水質汚染を起こした企業とそこに住む過疎地域の老人たちとの訴訟なのですが、この話で古美門から語られるのは日本人の中に住み着く馴れ合いの意識です。水質汚染で自分や地域の仲間たちの命が脅かされているにもかかわらず悠長な姿を見せている老人たちに一喝するシーンは見応えがあり、考えさせられるものです。コメディー的なシーンも、シリアスなシーンもどちらも最高に面白い作品です。

 

とにかく堺雅人が演じる小御門のキャラが濃いです。優秀な弁護士ではありますが、とにかくお金が大好きです。お金にならない仕事はやらないという徹底ぶりは見ていて清々しくさえ感じさせます。小御門を目の敵にしている大手の弁護士とのやり取りも面白いです。小御門に一泡吹かせようと画策するも、結局小御門が一枚上手です。小御門が悪を成敗する姿が水戸黄門の印籠のようなイメージでスカッとします。物語が一話完結なのも見やすいです。また、忘れてはいけないのが、小御門のパートナーの弁護士です。ガッキーが演じています。あのガッキーが正義感は強いものの、地味でモテない新米弁護士役です。小御門に給料を搾取され、強いたげられながらも頑張る姿がかわいいです。二人のやり取りがこのドラマの一つの見物だと思います。

 

広末涼子さんが演じる裁判官キャラクターが面白くて好きです。ド真面目な性格上、堺雅人演じるキャラとぶつかるのですが、そのあしらいかたがコミカルで笑えます。
裁判中のこみかどに対する注意のしかたも学校の先生のような叱り方で、ちゃんとそれを実行させるところも印象深いです。
なかでも強く印象に残っているのは、お隣同士の住人たちが争う回で現場検証に向かうのですが、そこでのこみかどと助手が繰り広げる茶番劇を真面目な顔でいっさいツッコむこともなく見ている様がわたし的にツボでした笑
美人で優秀なキャラクターなので、こみかどにアプローチ?ちょっかい?をかけられるシーンもあるのですが、冷たくあしらうかっこいい面も見所になってます。

 

法律や裁判を扱ったドラマ。コミカルなので何も考えず観ても楽しいし,その回が扱っている法律の知識があると更に楽しい。
なーんかふざけたドラマだなー,でも楽しいなーと,軽い感じで視聴しているところ後半の「七人の侍(黒澤明監督)」をパロった工場汚染物質回での古美門の長尺の演説。これには衝撃を受けた。日本のドラマ回において屈指の名シーンである。この回がなければリーガルハイは私の中で数ある法律ドラマの一つとして記憶に残ったか残らなかったか,ぐらいの位置づけだったと思う。堺雅人の演技,村民の演技,叱咤と激励の混じったセリフ回し,水を一気飲みする場面…どれをとっても鳥肌ものである。
ドラマなので,そしてメチャクチャな主人公なので法律の解釈等には疑問が残る部分はあるが,それでも「建築基準法」の回があったり「相続」の回があったりと,例えば宅建受験生などであれば興味を惹かれる部分は多くあるので,娯楽作品としてのみならず法律系の資格試験の息抜きにもお勧めできるドラマである。

 

「自分たち弁護士は神ではないのだから、真実が何か知ることなど出来るはずもなく、情を完璧に捨て、依頼を完遂し勝つ事に専念すべき」

というセリフだけが一部で(?)有名なテレビドラマですね。
自由奔放に生きている自由人なのかと思ったら実は特定の分野ではすごい力を発揮するとか、法外な金額で受け付けるけど受けたからにはどんな難しい依頼でも確実に行ってみせるとかいう感じの弁護士が主役のドラマです。(ひょっとしたらこの弁護士に依頼する女性の方が主人公なのかもしれませんが)
そういう意味では「ブラックジャック」みたいな感じがありますね。主人公には何か特殊な過去のようなものもありますし、権威あるところからは認められなかったりとか。

 

私はリーガル・ハイ一期を拝見しました。

あらすじとしては心清らかな、まるで朝ドラの主人公のような新米弁護士、黛真知子。そして「正義はお金で買える」と勝つためならばなんでもするという反対の価値観を持った古美門研介。この
二人が挫折やぶつかり合いをし、成長して行く姿を映し出したドラマとなっております。
また、こちらの二人の協力役の加賀蘭丸。この人物が二人の裁判の資料集めのキーパーソンになっております。
そして服部。古美門研介の事務所で何でもでき、いつも古美門や黛真をサポートしてくれる役割です。過去に色々なことを経験しており、料理・ボディガードなど多岐にわたって活躍します。
また、ボソッと言う一言が大きなキーワードになっていたりとこのドラマでは欠かせない人物です。

コメディあり、ヒューマンドラマありの最終回まで一気に見れてしまうほど夢中になれるドラマです。